私がブログ「保育士をハッピーに!」を立ち上げた理念を紹介する上で欠かせないのは、私の職歴。
充実しているけど過酷な公立幼稚園教諭と、自由だけどやりがいの少ない派遣保育士について、自身の経験談を話していきたいと思います。
公立幼稚園教諭時代の生活
- 給与(5年目)
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月給25万円+年2回のボーナス
教育公務員のため残業代なし
- 労働時間
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平日は、7時半~19時半(休憩ほぼなし、行事前は残業増)
休日は、3~4時間書類作成、または出勤して環境整備
有休をとれるのは長期休み中のみ。
- 主な業務
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担任業務、保護者対応
その他、年によって行事担当、保育研究主任、会計管理など役割が割り振られる
寝ても覚めても保育のことを考え、楽しいし、やりがいはあるけれど、毎日クタクタ。
3年目まではプライベートはほぼないような感じでした。
4~5年目になって、ようやく時間に余裕をもてるようになり、土日のどちらかは遊びに出かけられるようになりました。
派遣保育士の生活
- 給与
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時給1200円
残業代は出ることになっていますが、残業が一切ない
- 労働時間
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一日8時間勤務(休憩1時間)残業なし
週5日勤務(土曜も含むシフト勤務)
有休はいつでもとれる
- 主な業務
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保育補助(副担任のようなイメージ)
書類作成なし
正直やりがいはぐんと少なくなりました。
でも、プライベートな時間がもてる喜びが大きかったです。
労働時間が少ないシフトは時給が若干低かったこともあり、私は労働多めの契約にしました。
同じ園でも、週3日の5時間勤務の派遣保育士(たぶん時給1000円くらい)もいます。
転職した理由と転職先の決め方
転職した大きな理由は、夫の転勤についていくためでしたが、
このまま精神と身体を幼稚園にささげていいのだろうか・・・と思い、転職はずっと考えていました。
幼稚園はどんどん閉園傾向にあるし・・先のことを考えると保育士がいいかな・・
夫の転勤先に引っ越した後、転職サイトに登録して以下の希望条件にかなう園を探しました。
- 地域内で時給が高めなところ
- 徒歩で通えるところ
- 持ち帰り仕事がないところ(残業がないところ)
なんとすぐに見つかり、webで即応募しました。
今や保育に特化した転職サイトがたくさんあって便利ですよね。
初めての土地で右も左も分からなかったので、転職サイトで簡単に検索できるのはありがたかったです。
オススメの転職サイトは保育士ワーカーというサイト。保育士に特化していて、求人数も多いのでオススメです。
転職を考えている方は、ぜひ登録してみてくださいね。
公立幼稚園教諭(公務員)から派遣保育士に転職してよかったこと
今回の記事は、「よかったこと」に特化して3つあげたいと思います。
もちろん「よくなかったこと」もありますが、それはおいおい話していきますね。
プライベートの時間が増えた
これが一番よかったことです!
- 友達と会う予定を気軽に立てられる。
- 休みたい日に有休をとれる。
- つねに保育のことに頭を悩まされない
QOLが上がったな~と実感します
責任を問われない
怪我、トラブル、保護者対応…担任はいろいろな責任を負いますよね。
最終的には園長が責任をもつことにはなっていますが、担任としての重責って大きくて、夜も眠れない、朝起きても吐き気が止まらないことがたくさんありました。
そんな重圧からの解放感は計り知れません。
もちろん派遣保育士だとしても、保育士としての最低限の責任はあります。でも「担任」って本当に責任が重いんですよ・・・。
保育以外のことを勉強できる
寝ても覚めても保育のことを考えないといけない毎日だったので、
自由な時間をもてていろいろなことを学ぶおもしろさを感じています。
政治のこと、投資のこと、歴史のこと・・・・無知なことが多すぎるので、日々勉強中です。
これから、叶えたい夢
せっかく時間に余裕ができたので、やりたいことがあります。これが今の私の夢です。
負担がどうしたら減るかな、と考えた結果、3つのことが思い浮かびました。
- 誰でもアクセスできるインターネットに、役立つ保育情報を載せる
- 仕事の悩みを相談できる場所を作る
- 保育士の待遇をよくする(給与アップ!人員増加!)
今は①の「誰でもアクセスできるインターネットに役立つ保育情報を載せる」の真っ最中です。
このブログで、悩める保育士さんが一人でも救われることを願っています。