子どもたちを送り出すたいせつな卒園式。
そんな卒園式で歌を歌う園が多いかと思います。
子どもが大きくなった実感をもてる、保護者も感動できる、そんな卒園式になるような曲選びをしていきましょう。
卒園式で歌う歌、何にしよう
感動する卒園ソングを選びたい
という方はぜひ最後までご覧ください。
卒園ソングを選ぶポイント3つ
調べてみると、たくさん出てくる卒園ソング。
卒園ソングが入ったCDをみても何曲もあって選ぶのが大変ですよね。
そんな方は、ぜひ以下の3つのポイントを意識して曲を選んでみてください。
①子どもが歌いやすいメロディ
音が高すぎたり、低すぎたり、高低差があって歌うのが難しかったり・・・。
難しい曲でも子どもたちはあまり気にせず歌おうとはするのですが、なんとなく聞き苦しかったりします。
まず、大人が歌ってみて歌いやすいかどうか試してみましょう。
②分かりやすい歌詞
5歳児にもなれば、言葉の理解も進んでいて多少の難しい言葉は説明すれば理解できます。
しかし、あまりにも婉曲的だったり、難解な言葉を使っていたりすると、歌詞を覚えにくい上に、子どもたちも実感を持ちにくいです。
聞いている方も、「どんな歌詞・・・?」と歌詞を聞き取ることで感動が薄れてしまいます。
歌詞カードを見て、歌詞の意味がパッと分かりやすく、そのクラスの子どもたちにあっているものを選びましょう。
③誰に向けて歌うのか絞る
園の思い出を歌うのか?
自分たちの成長を歌うのか?
保護者への感謝を歌うのか?
歌を向ける対象を絞ると選曲しやすいです。
どれにも当てはまるようなふわっとした曲もありますので、園の卒園式の雰囲気に合わせて選んでみてください。
オススメの卒園ソング10選
思い出のアルバム
これを聞くと3月!って感じがします。
タイトルの通り、思い出を振り返るタイプの歌詞です。
私はこれを卒園式の歌の1曲目にもってくることが多かったです
ありがとうさようなら
こちらも思い出を振り返る曲!
ともだち、先生、教室…園での楽しかったできごとを一つ一つ思い出せるので感動します。
ありがとうの花
「おかあさんといっしょ」の曲なので、知っている子どもも多く、歌いやすいです。
ありがとう、という言葉はいつどんなときも言われてうれしいですよね。
にじ
メロディーが素敵なこの楽曲。
歌詞は、何か一つに対象を向けるわけではないのですが、情景が浮かびやすくじんわり温かい気持ちになります。
きみにあえてうれしい
卒園ソングとして取り上げられることは少ないのですが、クラスのこどもたちがこの曲を気に入って、卒園式に歌ったことがあります。
手話をつけて歌ったら、保護者のみなさん涙ぼろぼろでした。
はじめの一歩
子どもたちの成長を感じる一曲。
ピアノ伴奏がとてもきれいで個人的にお気に入りです。
こころのねっこ
尊敬する園長がこの歌を激推ししていました。
キーが低いので、調を変えて歌うか、BGMとして使うのもオススメです。
さよならぼくたちのほいくえん(ようちえん)
ここ数年で一躍有名になったこの曲!卒園式の定番になりました。
タイトルも子どもにとって分かりやすいですね。
たいせつなたからもの
子どもたちにとって、園で過ごした思い出が「たからもの」であってほしいですよね。
そんな思いをこめて選曲したことがあります。
こちらの動画、手話も紹介してくれています。感動します。
Believe(ビリーブ)
私にとって卒園ソングといったらこれ!今までに何回歌ったか分かりません。
おまけ:思い出に残る卒園式にするための歌の工夫
人間の記憶は儚いもの・・・でも、歌って記憶に残りやすいんですよね。
いまだに自分が幼稚園の卒園式で歌った歌のことは覚えています
それが素敵な思い出になるような、ほんの少しの工夫を紹介します。
歌声を揃える
がなり声と、ささやき声などが合わさったガチャガチャした歌声は聞きにくいです。
優しい声で、歌詞にあった声で・・・5歳児なら気持ちを合わせてできるはず。
歌が好きなクラスでは、
友達と声がそろうときれいだね
なんか涙が出てきちゃった
と、いう会話もありました。
手話をつける
手話をつけると歌詞が覚えやすくなったり、気持ちが伝えやすくなったりします。
ただ、あまりに複雑だと揃えにくいので、幼児用にアレンジしたり、カンタンなものだけ取り入れたりするのが良いです。
私の園では、「きみに会えてうれしい」や、「たいせつなたからもの」「Believe」を手話で歌ったことがあります。
ピアノ伴奏はしっかり練習しよう(簡単伴奏じゃない方がオススメ)
普段はカンタン伴奏で弾いている方も、卒園式だけは少しランクアップした楽譜にして頑張って練習してみましょう。
ピアノ伴奏がきれいだと、より感動的に聞こえます。
まとめ
卒園ソングを選ぶヒントになったでしょうか。
ぜひ、卒園ソングを選ぶポイントや工夫を参考にして、思い出に残る卒園式にしてくださいね。